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「認知症って何?」と聞かれてもうまく答えられないですよね。ここで模範解答を示します。
「脳の病変によって、記憶を含む複数の認知機能が後天的に低下し、社会生活に支障をきたす
洋になった状態のことである。」
記憶の障害の例としては、昔のことは良く覚えているのに、ほんの数分から数時間前のことが
覚えていられない。ちょっと前に食べたおかずの内容でなく、食べたという出来事そのものを
忘れたりします。 ちょっと難しくなりますが、世界保健機関(WHO)が定める認知症診断ガイドラインを 示しておきます。 「通常は慢性・進行性の脳疾患によって、意識が保たれているにもかかわらず、記憶・思考・ 判断・実行・注意障害が6ヶ月以上持続するものを認知症という症候群とする。」 この認知症の定義にある6ヶ月以上の持続期間というのは、認知症が不治の病であるとの考え方から きています。だだし、近年、発症早期において適切な脳活性化のためのリハビリテーションを 行えば、回復する例もあり、今後、この定義が変わる可能性もあるようです。 ここで、ひとつ頭に入れておかなければならないことは、「認知症」というのが単一の疾患名では ないということです。いろいろな原因疾患から生じる症候群なのです。 では、次にこの症候群である「認知症」を引き起こす原因であるアルツハイマー病と脳血管障害について 見ていくこととしましょう。 |