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加齢にともない脳の器質的な変化により脳の働きが衰え、知能低下になる状態を、一般的に「ボケ」「痴呆」と呼んでいました。近年、法律や行政の用語としては「認知症」という呼び方をしていますが、医学上の用語としては引き続き「痴呆」が使用されているようです。最近では死語になりつつありますが、「ボケ老人」などとちょっとひどい呼び方がされたりもしていました。 まず、「認知症」に関しての最近の考え方を確認しておきます。・誰にでも認知症になる可能性がある。 ・老化だからと放置せずに医療やケアが必要である。 ・認知症になっても人格や感情があり、脳力も発揮可能である。 ・脳の活性化で認知症の進行を防ぎ、場合によっては回復も可能である。 ・笑顔の絶えないケアで前向きで楽しい生活が可能である。 では、もう少し詳しく認知症に関してみていきましょう。 なお、このコーナーでは、参考文献として協同医書出版社の「認知症の正しい理解と包括的医療・ケアのポイント」を使用しました。 |